普通のオール -Normal oar-

ボートの先端を背にし、オールを手前に引いて進みます。
後ろ向きに進む、普通のボートのオールです。
でも、後ろ向きに漕ぐのは難しいですよね。
どうにかして、前に向いたまま自然に漕ぐことは出来ないでしょうか。
そこで開発されたのが「OAR MY WAY」です。

To move a rowboat forward, you have to pull on the oars with sitting in the boat facing backwards.
But if it is possible to row forward, it would be easier than to row backwards.
So I created a new system of forward facing rowing, named "OAR MY WAY".




前に進むオール -OAR MY WAY-


ボートの左右にレールを装着、オールがその上で自由に動ける仕組みを作りました。
そうすることによって、平泳ぎのような感覚で船を漕ぐことが出来るのです。

The rails are attached on both sides of the boat, and the oars can move back and forth on the rails.
OAR MY WAY makes it possible to row the boat as if you swam the breaststroke.



いかがでしたか?
これが前に進むボートのオール、 "OAR MY WAY" です。
一味違ったボートライフを提供いたします。

Did you understand?
This is OAR MY WAY.
OAR MY WAY offers you the new way to enjoy rowing a boat.



Illustrated by もとよりなおすけ →HP
Translated by Go Matsushita

概要 【introduction】





実演 【performance】





実演II 【performance II】




撮影協力/ボート提供:洞爺湖温泉中央モーターボート
数年前  構想

2002年初頭  今回の案を思いつく

2003年夏  意匠登録願作成・提出

2003年冬  特許庁より拒絶通知・補正書提出

2004年初め  意匠登録完了


 意匠登録第1210807号
 意匠に係る物品:ボート用オール
 出願年月日:2003年9月1日


2004年5月30日  初の装着実験
   洞爺湖でカヌーに装着。しかし、カヌーは元々前に進むものなのであまり感動はなかった(笑)。それと共に普通のボートへの装着実験に期待が高まる。
 
2004年7月24日  ボートでの装着実験、撮影
   倶多楽湖で念願の普通の手漕ぎボートに装着

現在、このオールの製作会社を探しています。
取材なども受け付けておりますので、ご連絡ください!
・2004.6.12 室蘭民報朝刊に記事掲載
 この記事はこちらで読むことが出来ます。

・2005.3.31 UHB「のりゆきのトークDE北海道」で放送
   (C)UHB

・2005.6.30 AIR-G'「のりゆきのヒューマンエナジー」で放送

・2006.8.31 PVをAskビデオに投稿 大賞に選ばれる

河合和明(かわい・かずあき)

 kazuaki.jpg 1936年8月3日 東京生まれ
  日大工学部機械工学科卒業
  風力エネルギー協会個人会員

4,5歳の頃
 東京上野で「レオナルド・ダヴィンチ展」を見る
  これの印象が非常に強くて今でもはっきり覚えているほどだ。
 これが発明道楽の原点のような気がする。
 
9歳の頃
 戦時中、疎開先で蒸気機関車の研究
 飽きずに眺めていて、自分なりの蒸気機関の原理を考えたが
 考え付かず、当時中学生の兄に聞いたところ教えてくれて
 大いに感心した。

   
小中学時代
 工作を多数する
 お菓子を焼く金型、模型の船(木をカンナで削って作ったが、安定的に浮かせることが難しいとわかった)、ベーゴマ改造、ロープウェイの模型などつくって遊んでいた。
   
高校時代
 自動車・オートバイに興味を持つ
 雑誌「モーターファン」を執筆者の一人から貰って読みふけっていた。
 オートバイの設計をやりたいと思い始める。

  
大学時代
 自動車工学を専攻
 オートバイの操縦性・安定性の実験機材の開発や実験を行って卒論とした。
  
23歳
 スズキ自動車へ入社(現・株式会社スズキ)
 オートバイの車体設計の担当。主にブレーキの設計。
   
32歳
 株式会社日本電子機器に転職。ラーメン店開業。
 業務用食器洗浄機の開発に従事。11年間勤務。
 会社から程近い場所で妻が主体のラーメン店を10年行った。
 この頃から風車の設計法を模索しはじめる。

  
43歳
 退職。鹿児島県西海岸に移転。
 風車の設計理論を自分なりに完成したので、製作を開始した。
   
46歳
 風車1号機完成。

  
49歳
 スズキ精密株式会社に就職
 お金がなくなったので、サラリーマンに逆戻り。初任給15万円。
 工場勤務で、部品検査課で自動車の歯車の不良品選別、検査法の開発を
 しながら、検査道具や検査方法について学び大いに役に立っている。
   
55歳
 定年退職、北海道へ移転
 高校の修学旅行で印象深かった噴火湾近辺を探して、札幌の気象台を訪ねて
 一番住みよい所を聞いたところ、伊達市を薦められたので決定。
 あらかじめ寒冷地住宅の専門業者を探して、家を退職前に建てて退職後すぐに移転。
 熱交換換気装置の試作研究を開始、製作・設置した。
 風車2号機設計製作開始。

   
60歳
 室蘭市へ移転
 伊達の家は高気密高断熱の家としては良かったが、
 床面がどうしても温まらないことがわかったので、
 これの改善案実現のために次の家を建てることを決めた。
 (船や港が見えるところに以前から住みたかったので、室蘭港を一望できる場所にした。)
 高気密高断熱の家として熱交換換気装置を自作、設置した。
 半地下空間を使って循環する暖房システムとして満足する結果が得られた。
 熱交換換気装置はあらゆる性能を取り込みたかった為に凝りすぎて大型で複雑なものであった。
 伊達で大部分が出来ていた風車をテストした。

  
63歳
 静岡県磐田市へ移転
 次男のオートバイ関係会社「Trial Promotion」の技術的な手伝いをする。
 室蘭の家は空家のまま。

   
66歳
 室蘭へ戻る
  
67歳
 また室蘭に新しい家を建てる
 さらに景色の良い土地を購入して、また、新型のややシンプルな熱交換換気装置を製作・設置。
 暖房装置は半地下循環式で前の家と同じシステムにした。大変好成績。

  
67歳
 前へ進むオールを意匠登録完了
発明家、かわいかずあきを紹介するホームページです。
OAR MY WAYはじめ、豊かなアイディアで研究・発表しています。
以下をご覧下さい。



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